「Facebook、Quoraのユーザー獲得チームの秘密」 施策編


Facebook→Twitter→Quoraと渡ったユーザ獲得プロフェッショナルのセミナー

本日(7月26日)に恵比寿のデジタルガレージビルでOpenNetworkLabという組織が主催するセミナーに参加しました。
講師のプロフィール(本家様から情報を抜粋しております。)
≪Andrew Johns氏プロフィール≫
Quora Product Manager – User Growth Team

ユーザの登録数を増やすノウハウだけでなく、サービス全体の向上のノウハウが聞けて本当に楽しかった。
しかも、この手のノウハウは考え方は流通しているが実際の事例が少ない分野。
以下のまとめで皆様に少しでも伝われば幸いです。

ユーザ獲得のキーポイントは、4つの要素からなる総アクティベーションユーザ数

彼は2007年からFacebookでユーザ獲得チームをしてきたが、本場のシリコンバレーでも自分のような職種の人は多くない。
しかし、10年後にはどの企業にも必要になるだろうと予測しているが自分もそう思う。

彼のようなノウハウを持っている人が5年のノウハウを一部でも紹介してくれるのは有り難い!
さて、ユーザ獲得チームがウォッチする数字は、「総アクティブユーザの増える速度」である。
アクティブユーザを増やすには、アクティブユーザ数を構成する4つの要素をハックせよ、とのこと。
具体的に言うと、

 ・登録者を増やす
 ・Churn Rate(あんまり利用していない人)を減らす
 ・リアクティベーションを増やす
・Deactivation(退会)を減らす

である。

※参考までに、こちらのブログ様に構成要素の方程式が掲載されています。

上記の方程式を実現するためには、どうすればいいか?
具体的な施策をここからは紹介していく。

登録者を増やすには、チャネル・ランディングページの最適化

チャネルについてはあまり触れられていなかったが、ランディングしたページをTwitterの例で説明してくれた。
ランディングページに到着した人がログインした人の割合は、以下のように推移した。

・3年前   :15%
・1.5年前  :25%
・最近   :31%

このような改善が得られた施策は、「TOPページに無駄な要素を排除したこと」だと言っていた。
3年前のTwitterの様子がスライドに出ていたが、Twitterの検索ボックスやセレブのアバターなどが表示されていた。
非常ににぎやかでサイトが今よりも流行っているように見えなくもない。
しかし、これが今のページよりも優れていない。

何が悪いか?

にぎやかだが他のページに飛んでいってしまって戻ってこないという現象が起こるのがまずい。
だからログイン前TOPページのコンテンツを極力減らしていく事で、ログイン率31%になったというわけだ。

NiceHack!と僕自身は心の中で思った。
工数を減らしてログイン率を上げられるなんて、すごハックだと思う。

Facebookの「○○さんも使ってます」は20%程度登録率を向上する

これはJust do itだと思う。

流通チャネルによってログイン手段を切り分ける

流通チャネルによって提供するログイン手段を切り分けるにも面白いハックだと思う。

Twitterから流入しているユーザはTwitterのアカウントを持っている、または既にログインしている可能性が高い。
なので、ユーザにとって心理的ハードルが一番低いのは流通チャネルに合わせた登録手段を提供することで登録率、ログイン率は向上するとのこと。
ここは具体的な数字が聞き取れませんでした。。。

最適化の設計図が良さそう

個人的に面白いな、と思ったのはちゃんと最適化の設計図があったこと。
チャネル→ランディングページ→登録→・・・・・というユーザ誘導のサイトマップがあり、どこを最適化していこうかという最適化フローチャートがあった。これは新しく入った人にもすっと共有しやすい。

とりあえず今日はここまで細かい施策を紹介させて頂いた。
次では施策を生み出すためのノウハウだったり、考え方や心構えの部分をまとめさせて頂きます。

続編、Facebook、Quoraのユーザー獲得チームの秘密 まとめ 心構え編も書きました。

参考になるまとめ様

■イベント本家のページ
http://onlabandrewjohns.peatix.com/
■ほかのまとめ様の方々
https://twitter.com/#!/search/%23on_lab
http://blog.takejune.com/archives/52288735.html

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